2017年12月18日

子ども達から生まれるもの

 先日の5年生の外国語活動で、とても印象に残る活動がありました。「クイズ大会をしよう!」のテーマで、これまで出てきた動物20種類のイラストの入ったプリントを一人ずつ配布し、「動物3ヒントクイズをみんなに出してみよう!」を目標にしました。
ルールとして、ヒントは自分の知ってる英語で作ること。ヒント1はI don’t know. ヒント2はI think. ヒント3は I know ! になるように組み立てると面白いよ!と最初に伝えました。
  いつもはグループで活動する事が多いのですが、積極的に参加する子、遠慮してしまう子もいるので、今回は一人で考えてクイズ大会をする事にしました。
5分のクイズ作りの時間を終えて、クイズの時間になりました。
 元気いっぱいに手を挙げたトップバッターの男の子がニヤリと笑ってクイズを出します。 “Hint 1; baseball.” 子ども達は頭をひねります。 “Hint 2; cat.” ネコのイラストを探す子どもも。 “Hint 3; yellow and black.” あー!と声が上がりみんなの手が挙がりました。そうです!彼の答えはtigerでした!
野球が大好きな彼は、トラ=阪神のマスコットが浮かんだんですね。
 色や大きさなどをヒントにすることを想定していた担任の先生と私は思わず顔を見合わせ、 “GREAT!”と拍手!それからも子ども達から面白いクイズがどんどん出ました。子ども達は自分の知っている英語でクイズが出来るんです。こちらが子ども達に知らない言葉を英語にするお手伝いをしなくても、これまでの活動で身体にしみ込んだ英語、身近な英語を引き出すことが出来るんだと改めて感じた活動でした。

 もうひとつ、これは毎日のニュースから思いついたという子どもからのクイズです。
hint1; news hint 2; Tokyo hint3; brown みなさん、What ’s this?
(ichi)


同じカテゴリー(研究会員ブログ)の記事画像
小学校英語教科化記念シンポジウムレポート
同じカテゴリー(研究会員ブログ)の記事
 小学校英語教科化記念シンポジウムレポート (2018-02-20 10:09)
 出来ること(研究会員ブログNo.2) (2017-08-23 14:06)
 支援員として (研究会員ブログNo.1) (2017-06-25 22:37)