2017年08月23日

出来ること(研究会員ブログNo.2)

6年生の外国語活動のなかで、I can〜.を使って、自分ができることを3つ書いてもらい、Who am I ?クイズという、クラスの誰のことかを当ててもらうというアクティビティをしました。

そのときに、ある児童から
「先生、どの程度出来たら”出来る”に入れていいんですか?」という質問が。

謙虚な日本人らしい質問ですよね。

ピアノは少しは弾けるけど、〜さんほどは出来ない。
サッカーもまぁまぁ出来るけど、〜くんほど上手くはない。
料理は玉子焼きくらいは作れるけど、それだけでも大丈夫?

考え出すと止まらなく、とびきり得意でなければ、書くことがなくなってしまいそうです。

さらに、担任の先生も、ALTからCan you speak English?と聞かれたときに、No, I can't.と即答してしまいました、と言っていました。

即答している時点できちんと聞き取れている証拠ですし、「出来ない」と、英語で正しく伝えることも出来ているのです。

他の国々の人はどうでしょう。
道で困っている旅行客にCan you speak English?と聞かれて、少しでも話せたらYes,I can.と答えている方が多いと思います。

でも、そういう自分も英語を覚えたてのころはA little.と控えめに答えていたなと思い出しました。

私は子供達に、少しでも出来たらI can に入れて良いんだよ、と答えました。
ジャッジするのは自分だよ、と。
ネコふんじゃったしか弾けなくてもI can play the piano.でオッケーだよ、と。

そこから、仲間が見つかるかもしれない。
会話のきっかけが見つかるかもしれない。
そして、「出来る」と言ったからには頑張ろう!
と目標が見つかるかもしれない。
そう思いませんか?

子供達は、これから、入試、就職試験での面接で自己アピールをしなければなりません。
その中であなたが「出来ること」を問われる機会があると思います。

ピアノや料理、サッカーの技術をその場で証明してみせて、ということはめったにないと思います。
もし後日にあったとしたら、それに向けて頑張れば良いのです。

あなたが出来ることは何ですか。

(MK)


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