2017年03月21日

3月定例会レポート

 先日行いました3月の定例会では、それぞれの情報シェアと今後の展開の話し合いがありました。
情報は、主に現場に入っておられる先生方から小学校の実情、そして全国の情報を収集している先生方からは、全国の動き…やはり地域格差は広がる一方ですし、今回話題に上ったのは「ALT需要の高さ」です。
 SEEFにも外国人講師希望の御連絡が入っていますが、「外国人講師」に対する過剰な期待や過信が心配されます。
SEEFメンバーは、外国人講師と共に仕事をしていた(している)方々ばかりで、その長所短所をよく知っています。それは外国人講師が良い、悪いの話ではありません。どの国の講師にも、講師でなくても、どんな職種でも、やはり向上心を持って仕事をしている人と、あまり仕事に対するモチベーションの高くない人と…いろいろな人がいるのは当たり前の事です。
 最も危険なのは、そこを見ずに「アメリカ人希望」や「ネイティヴでお願いします」という括りで一緒に働く人を選んでしまう事です。教育に携わる人です。
 どうか、目的に合った良い先生をお選びいただけますように。そしてその先生とのコミュニケーションをしっかり取る、または取られる工夫をすることをお薦めします。
 SEEFでも、経験抱負で「研修・授業補助・教材作成補助・ALT対応」など出来る専門の支援員の派遣を充実させる方向で、展開していきます。
 そして、学校現場のみならず、ご家庭や社会に「小学校英語」に興味をもっていただけるような、講演等の活動も視野に入れています。小学校英語は、コミュニケーション革命です。
 国の推し進める高度な力を目標とする教育と、今現状で子どもたちを取り巻く環境との間で、ただ私達が信じる「子どもたちが笑顔になる」活動を地道に展開していきます。
 小学校の先生方と児童英語専門講師、そのプロのチームワークで、子どもたちの笑顔の側に『生きる力』『英語の力』も花開くことでしょう。


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